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三菱UE機関について

三菱UEについて

昭和30年(1955)に三菱UE機関の初号機9UEC75/150形機関が三菱重工長崎造船所で誕生した。昭和32年(1957)には神戸発動機(株)は三菱重工とUEディ−ゼル機関製造のライセンス契約を締結し、初めてのUEファミリーとなった。昭和33年(1958)に神戸発動機(株)の三菱UE機関の初号機6UET45/75形機関(2,700馬力)を完成し、関西汽船の黒潮丸の主機として沖縄航路にデビューした。以降、10年余りはUE機関の揺籃期で、発生したトラブルに対してライセンサーとライセンシーが渾然一体となりトラブル解決に取り組み、その結果、信頼性を高めることとなった。その後、燃料経済性からトランクピストンエンジンのUETが姿を消し、クロスヘッド形のUEC機関のみが製造されている。


UE機関関係者の永年の熱意ある取り組みにより、現在では舶用大型2ストローク低速機関の世界3大ブランド(MAN B&W、ワルチラ、三菱UE)の一つに名を連ねるまでになった。 さらに、2004年のCIMAC京都大会ではMAN B&W機関及びワルチラ機関と比較し故障率が低いUE機関とのユーザー評価が発表され、UE機関の信頼性が世界的に注目されることになった。以降の45LSE等の新機種開発においても、引き続き、信頼性を重視した設計思想が適用されている。最近、ベトナムや中国のエンジン会社が三菱UEの新規ライセンシーとなり、三菱UEはさらなる飛躍の時期を迎えようとしている。

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